たまたま特別拝観実施の看板を見つけたので、退屈しのぎに長女と連れ立って嫁の実家から15分ほど歩いた距離にある曼殊院へ・・・
ずいぶん久しぶりに訪れた。京都へ遊びにきた親父とお袋を、嫁(結婚前)と案内して以来だから20年以上前になる。
当時は訪れる人も少なく、曼殊院といえば幽霊の掛け軸と紅葉くらいだったが・・・
その幽霊の掛け軸も今は許の所有者へ返却されたとか・・・
今回は国宝の特別公開ということもあり、坂道をとぼとぼ歩いているわれ等親子の傍らをタクシーがどんどん通り過ぎていく・・・いつからこんなメジャーな門跡寺院になったんだ???
曼殊院です。

いよいよ中へ・・・
でも撮影禁止だった・・・
メインは三井寺の秘仏となる黄不動の模写となる曼殊院蔵の黄不動画(これも国宝ですが、日頃は国立博物館に預けているらしい)。

そのとなりに、曼殊院の玄関口になる襖絵が・・・
OH・・・狩野永徳の襖絵だ!!
京都国立博物館の狩野永徳展を見逃しただけに嬉しかったが・・・チョット痛みが・・・残念
(この絵は写真撮影不可なので曼殊院のhpから拝借)

その後、伝藤原行成筆の古今和歌集(国宝)をみるが、達筆すぎて読めん(T0T)
(これも曼殊院のhpより拝借)

釘隠しにも門跡寺院だけに菊の紋と短冊があしらわれていたり、また富士山?らしきものありHO-と感心させられるこだわりが・・・
何でもこの寺の建立者は桂離宮の建立者の子孫らしいので、書棚や欄間などに桂離宮を思わせるデザインが踏襲されているらしい。


ところどころで、係員(ひょっとして国立博物館の学芸員さんかな?日頃国宝の類は国立博物館に預けているらしいから)の説明を聞きながら、結構楽しめました。
それにしても庭が涼しげで良かった・・・しかし、座って庭を眺めることが出来ず(廊下に座るのは禁止)、これはいかがなものかと。

で順路に沿って進みながら、茶室へ、これも結構有名な茶室らしく
窓が八つあることから「八窓軒」とよばれる茶室で特に虹の様な影が生じるように工夫を凝らした「虹窓」が著名らしいが、面白かったのは黒く塗られた壁。
なんと、壁はイカの墨で黒く塗られたらしい、というのもイカ墨の油が保存に適しているらしいが、一体何杯のイカが必要だったのか???と考えながら帰途に着いた・・・






